葛西説教20230409②
1.テキスト「使徒の働き1:3-11」
2.タイトル「主の証人」
3.中心聖句「使徒の働き1:8」
「しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。」
4.本文「主の証人」
序)「イースターおめでとう」
イースターおめでとうございます!今日は十字架の苦難を受けられ、そして葬られ、三日目に墓の中からよみがえられたイエス様が弟子たちに残されたおことばから、イエス様が私たちに何を願っておられるのかを教えられましょう。
本論)「主の証人」
Ⅰ.「話の流れ」
十字架にかけられたイエス様は、三日目に死からよみがえられました。そして、それから40日の間、弟子たちに姿を現され、自分がよみがえったことをあかしし、神の国のことを話されました。そんな中、イエス様は、弟子たちと共に食事をしているときに、「エルサレムから離れないで父の約束を待っていなさい。あなたがたは、間もなく聖霊によってバプテスマを授けられます。」と教えられたのです。イエス様が地上におられなくなったら、弟子たちには、イエス様とは別の助け主が必要です。イエス様が捕まえられたら逃げ出し、十字架につけられたらこそこそ隠れているような弟子たちでは、とても自分だけでイエス様のことを宣べ伝えることはできません。そこでイエス様は「助け主である聖霊様が来られるまで待っていなさい」と言われたのです。
そして40日目、弟子たちは一緒に集まって、イエス様に質問しました。「今こそイスラエルのために、国をもう一度おこされるのでしょうか」。弟子たちはまだ、イエス様が地上で王国を造られると思っていました。すると、イエス様は、「いつとか、どんな時とかは、あなたがたは知らなくてよろしい。父なる神様が定めておられます」と教えられました。全世界にイエス様のことが伝えられて、イエス様が再び地上に来られるときに、神の国が実現するのです。
さらにイエス様は、「聖霊があなたがたにくだる時、あなたがたは力を受けます」そしてエルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、及び地の果てまで、わたしの証人になります」と教えられました。弟子たちに必要なことは、聖霊様の力を受けて、証人になることです。弟子たちから始まって、全世界にイエス様の救いが宣べ伝えられることが、神様のご計画なのです。弟子たちがスタートしなければ、ゴールはありません。
イエス様は、この約束を教えた後、みんなが見ている前で、天に帰って行かれました。ぼうぜんと弟子たちが天を見つめていると、御使いが声をかけました。「天に上げられたイエス様は、同じようにまたおいでになります」と。これはイエス様を再びお迎えできるように、弟子たちにスタートを切りなさいという知らせでした。
Ⅱ.「聖霊様が与えてくださる力」
よみがえったことを証明したイエス様が、弟子たちに求めておられたことは、聖霊様の力を受けて証人になりなさいということでした。知恵も勇気も力も、聖霊様が与えてくださるのです。弱く愚かな弟子たちでしたが、聖霊様と一緒なら、イエス様の証人となることができるのです。弟子たちが、「イエス様は、私たちの罪の身代わりになって十字架で死なれ、三日目によみがえられた。真の救い主です」と全世界に伝えることがスタートです。そしてゴールは全世界にイエス様の救いが宣べ伝えられて、再びイエス様が来られることです。イエス様は、弟子が聖霊様の力を受けて、宣教をスタートすることを求めておられます。
Ⅲ.「あなたはどうしますか」
すでに全世界に、イエス様の救いは伝わっているでしょうか?この葛西の地域では、どうでしょうか?まだ十分とは言えないのではないでしょうか。だから、イエス様は、弟子たちだけでなく、私たちにも証人になってほしいのです。弟子たちから始まり、全世界にイエス様の救いが伝えられるために、その宣教のバトンは私たちの手にあるのです。あなたは何ができますか?友人や家族を教会に誘う?宣教のために日々、祈りますか?
勧め「主の証人」
イエス様の証人になるためには、聖霊様の力を受けることが必要です。イエス様を信じて聖霊様に満たされることから始まります。満たされるとは、委ねること、従うことです。そして、聖霊様に導きを求め、その導きに従いましょう。聖霊様があなたに主の証人となるための、知恵も力も勇気も与えてくださいます。そして主の証人として、主イエス様が再び来られる再臨を待ち望みましょう。
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