争いある世界に

 今朝は暑さが厳しいですね。この暑さは体にも電気代にも厳しいです。

 

 今朝は箴言17章を読みました。その中でふと感じ、また考えさせられたことです。

 

 人と人の争いはできる限り避けたいものです。争いに関係ある格言が本章には集められています。

 旧約聖書の時代の食事は、現代の食事に比べると大変粗末なものでした。時として、家族の手元には、(箴言17章1節)「一切れのかわいたパン」しかないこともありました。そんな時、豊かな食物()「ごちそう」を願うのは普通のことですね。しかし、どれだけ豊かであっても、争いがあるなら、幸せとは言えません。貧しくても、平穏な家庭が一番です。

 だからこそ、争いが起こりそうな状況になった時、それを止めるように努力することが大切です。小さな水漏れが、最後には大きな堤防を壊し得るように、小さな争いは、家族を破壊します(箴言1714)

 争いを止めるために大切なのは、愛をもって関わり、力を尽くしてくれる友人です。特に、争いなどで悩み、苦痛の中にいる時に、共にいて慰めてくれる親しい人です(箴言1717)。そのような友が、いざという時に実践してくれるのが、(箴言17章9節)「そむきの罪をおおう者」です。悪しきことを世間にさらして非難するのではなく、それを覆い、友を友として守るのです。愛はあやまちの許しを生み出し、そこに平穏な場所を生み出します。しかし、争いを好む者は、罪を好み、さらに争いを生み出そうとするのです(箴言1719)

 

今朝の祈り

 

 平和の神よ、争いに満ちた世界において、愛をもってすべてに向き合う、(マタイ5章9節)「平和をつくる者」としてください。そして、安心して過ごせる平穏な場所を生み出す者としてください。

東京都江戸川区東葛西6丁目37-3 福音伝道教団 葛西福音キリスト教会 かさいふくいんきりすときょうかい 
平和を願うハト