今朝も厳しい暑さが続いていますね。昨日は外気温37度の中、昼食の買い物から帰宅後、軽度の熱中症の症状を覚えました。昼食は半分も胃に入らず、何も考えたくなく、体も非常にだるく感じて動けなくなりました。このままではいけないと、血圧への配慮から減塩を心がけていますがおかずに醤油をたっぷりかけ、また食後は濃い目のコーヒーに普段は無糖派ですが、トルココーヒーのような砂糖たっぷりの甘いコーヒーを何杯か飲み体力を回復しました。その後、元気になって、やる気も回復したので、外出して用事を幾つか済ますことができました。
皆さま、いのちの危険を感じるような暑さが続いていますが、どうかご自愛ください。
今朝は箴言22章を読みました。その中でふと感じ、また考えさせられたことです。
(箴言22章19節)「あなたが主に拠り頼むことができるように、私はきょう、特にあなたに教える。」(新改訳聖書第三版)
10章からはじまった「ソロモンの箴言」(箴言10章1節)と呼ばれる格言集は、本章の16節で終わります。続いて、「知恵ある者のことば」(箴言22章17節)と呼ばれる格言集が箴言23章22節まで続きます。このような格言集がまとめられ、教えられている理由は、(箴言22章19節)「あなたが主に拠り頼むことができるように」なるためです。
22節から3組の格言が並べられています。まず、貧しい者、そして苦しみ悩む者から「かすめ取る」こと、彼らを「押さえつける」ことが禁じられています(箴言22章22節)。正しく「弁護」を行われる主が、抑圧されている社会的弱者たちの訴えを聞き、「彼らを奪おう」とする「者のいのちを奪われる」からです(箴言22章23節)。
次に、怒り、憤る者と共に過ごすことに警告を発しています(箴言22章24節)。彼らと共にいることによって、自分も彼らの「ならわしにならう」、すなわち同じように怒り、憤る者となり、その結果、「ワナに」陥ってしまう可能性があるからです(箴言22章25節)。
最後に、「他者の負債の保証人」となることへの警告が告げられます(箴言22章26節)。保証人として他者の負債を「償う」際に、本来は取られるはずなどないような「寝床」までとられてしまうからです(箴言22章27節)。
自分の行動がどのようなリスクをはらんでいるのか、よく考えて行動するよう、箴言は求めています。この世界には確かに因果関係が存在します。ですから賢者はそれを覚えよ、と語ります。そして、主により頼む者は、主が治めておられるこの世界の仕組みを知り、リスクを覚えて、行動を選びます。主への信頼と知恵とは矛盾しません。
今朝の祈り
秩序をもってこの世界を導いておられる神よ、あなたの世界の仕組みを知り、自分の行動のリスクを覚えつつ、歩めますように。