今朝も厳しい暑さが続いていますね。本日も外気温34度の予想です。皆さま、いのちの危険を感じるような暑さが続いていますが、どうかご自愛ください。
今朝は箴言24章を読みました。その中でふと感じ、また考えさせられたことです。
(箴言24章14節)「知恵もあなたのたましいにとっては、そうだと知れ。それを見つけると、良い終わりがあり、あなたの望みは断たれることがない。」
知恵には様々な良いものがあります。
知恵は「家」を「建て」ます(箴言24章3節)。ただし、人が住む家ではありません。家族のことです。知恵ある家族は堅い土台の上に建てられていますから、少しぐらい揺れても、大丈夫です。そして、そこに人々が願うような「宝物」が満ちています(箴言24章3~4節)。
戦場で戦う勇士は確かに強いでしょう。しかし、「知恵ある人」の「すぐれた指揮」と「助言」は、肉体的な力以上に「勝利を得」させます(箴言24章5~6節)。そして、町の門で町全体について考え、そこを統治するほど人望があり、知恵は、物事を見通せる人を育てます(箴言24章7節)。愚か者に導かれた町がどれだけ悲惨なものであるかを人々はよく知っていますから、誰も愚か者を指導者になどしません。
いま世界では罪のない人々の血が流されています。ですから「私たちはそのことを知らなかった」と沈黙することなく、停戦のために祈り行動するべきです(箴言24章12節)。
旧約聖書の時代、甘いものはほとんどなかったと言われます。疲れ果てた者に力を与えるのは、休息以外にはありませんでした。しかし、木の「蜜」とハチ「ミツ」はそのなかで例外的に甘い食物でした。死にかけている勇士を一瞬に生き返らせる力を持っています(Ⅰサムエル記14章27節)。知恵とはまさに「たましい」のための「蜜」のようなものです。人に力を与え、「良い終わり」を与えます。知恵により、「人々の望みは絶たれる」ことはありません(箴言24章13~14節)。「正しい者は七たび倒れても、また起き上がる」が、愚かさのゆえに、知恵を捨て、悪を行う者は、「つまずいて滅び」る災いが襲いかかります。そして、もう起き上がることはできなくなり「ともしびは消え」ます(箴言24章16.20節)。
知恵にはすばらしく良いものがありますから、私たちは「知恵」と「知識」に富む箴言を学び続ける必要があります(箴言24章3~4節)。
今朝の祈り
心をはかり、魂を守り、そのわざにふさわしい報いを与えられる神よ、あなたの備えられたすばらしい知恵と知識、平和を追い求めさせてください。