今朝も厳しい暑さが続いていますね。本日も外気温35度の予想です。皆さま、いのちの危険を感じるような暑さが続いていますが、どうかご自愛ください。
また、故郷にいる父母の家に不審な電話があったようです。母からそのことで私に問い合わせの電話がありました。悪い人たちはこの酷暑の中でも元気に悪事に励んでいるようです。年老いた両親を持ち、とくに離れたところに両親が住んでいる皆さま、電話は基本留守電にし、ナンバーディスプレイにするようにと、年老いた両親を守るために勧めたいものです。
今朝は箴言25章を読みました。その中でふと感じ、また考えさせられたことです。
(箴言25章2節)「事を隠すのは神の誉れ。事を探るのは王の誉れ。」
箴言25章から29章にかけては、「ヒゼキヤ」に属する「人々」が書き写した、「ソロモンの箴言」が集められています(箴言25章1節)。その冒頭におかれているのは、「王」(リーダー)に関する格言です。
主なる神は世界に様々な秘密を「隠」しておられます。全能者だけしか知らない、この世界の様々な仕組みがあります。しかし、知恵ある者(リーダー)たちは、神の「隠」した宝のような秘密を「探」り出し、それを極めようとします。特に、ソロモンのような知恵ある王は、熱心にそれに取り組みます。「神」の造られた世界を観察と熟考によって「探」索することは、「王」(リーダー)に相応しい働きです(箴言25章2節)。
このような探求のわざを行う「王の心は測り知れない」ものです。時として、側近さえも、「王(リーダー)の心」を「知」るのは、「天」の「高」さと「地」の「深」さを探るような働きだからです(箴言25章3節)。そして、それだけ深い心を持っているからこそ、王(リーダー)には神の隠した秘密を極めることが可能なのです。
「王」(リーダー)が深い知識を抱きつつ、正しい統治(正義)を行うためには、賢明な側近が必要です。混じり物がある銀では美しい器ができないように、「悪」しき「者」が「王」(リーダー)の統治に意見していては、神の願う統治はできません。ですから、正「義」を止めようとする「悪」しき助言「者」たちは追い出さなければなりません(箴言25章4~5節)。
旧約聖書の創世記には、「人」が「神のかたち」に「造」られたと記しています(創世記1章27節)。神の隠された知恵を探究し、神と共有する王(リーダー)は、神のかたちとして国を治めるに相応しい者です。知恵に満ち、正しい統治を行うために、それだけの資質が必要です。
今朝の祈り
主なる神よ、国を導く者(リーダー)たちがあなたの正義を覚え、知恵に満ちて統治することができるようにしてください。