キリストのからだなる教会

  本日は「ジャパン・パラリンピック・デー」だそうです。公益財団法人・日本障がい者スポーツ協会・日本パラリンピック委員会が制定しました。2021年8月24日に「2020パラリンピック競技大会」が開催されたからだそうです。パラリンピックを観戦すると、失った何かではなく、いま自分にある何かの可能性について考えることの大切さを教えられます。

  本日は最高外気温35度の予想です。まだまだ危険な暑さが続きます。運動は中止した方が良いそうです。どうかご自愛ください。

  今朝は民数記2章を読みました。その中でふと感じ、また考えさせられたことです。    

 

(民数記234)「イスラエル人は、すべて主がモーセに命じられたとおりに行い、それぞれの旗ごとに宿営し、おのおのその氏族ごとに、父祖の家ごとに進んだ。」(新改訳第三版)

 

 モーセは、関係が近い部族ごとに四つのグループに分け、東西南北に配置し、それぞれの旗印のもとに、幕屋を中心に隊列を作って進むように命じました。これが主なる神の求められた神の民の在り方です。

 第一はユダのグループで、イッサカル、ゼブルンの部族、いずれもレアの子どもたちです。幕屋の東側に陣を置き、旗は赤メノウ色にライオンが描かれていたそうです。

 第二はルベンのグループで、シメオン、ガドの部族。レアと女奴隷ジルバの子どもたちです。旗は赤紅色に人の顔が描かれていたそうで、幕屋の南側に陣を置きました。

 第三はエフライムのグループで、マナセ、ベニヤミンの部族です。いずれもラケルの子どもたちです。彼らは西側に陣を置き、旗はすみれ色に牛が描かれていたそうです。

 第四はダンのグループで、ダンとナフタリの部族です。ラケルの女奴隷ビルハの子どもたちです。アシェルはジルバの子どもです。このグループは北側に陣を置き、旗は青地に鷲が描かれていたそうです。

 この陣形は、各自の好みによらず、それぞれがモーセを通して命じられた神のことばによるものでした。

 人は一人では生きていけません。まず基本的な人間関係として家族があります。その一人ひとりがその親族を、主なる神がご用意してくださった人生の旅路の同行者であり助言者として尊び、さらに他の家族との関係があります。この中で、私たちは「きよめ」のための霊的な訓練と成長を神から賜るのです。教会での交わりも楽しさと共に、その霊の訓練と成長の道場でもあるのです。ですから聖霊の導きの中、互いに祈りをもって整えられ、そして愛を育て合うことも神にあって可能とさせていただけるのです。それがキリストのからだなる教会です。

 

今朝の祈り

 愛にあって、あらゆる点で成長し、かしらなるイエス・キリストが私たちのうちに形づくられる者とさせてください。そしてキリストのからだなる教会とさせてください。 

東京都江戸川区東葛西6丁目37-3 福音伝道教団 葛西福音キリスト教会 かさいふくいんきりすときょうかい 
協力して教会を建てている羊