今朝、強い台風10号は、午前8時ごろ鹿児島県薩摩川内市付近に上陸しました。
奄美地方を除く鹿児島県に暴風と波浪の特別警報が、鹿児島県薩摩地方に高潮の特別警報が発表されていて、気象庁からは最大級の警戒を呼びかけています。
本日は最高外気28度の予想です。危険な暑さは終わりそうですね。ただし、台風10号に対しての警戒と防災の準備をお願いします。
今朝は民数記4章を読みました。その中でふと感じ、また考えさせられたことです。
(民数記4章15節)「・・・彼らが聖なるものに触れて死なないためである。・・・」(新改訳第三版)
この民数記4章15節には、主なる神が聖なる幕屋のために選ばれたレビの氏族の聖なる奉仕の内容と注意を授けられています。レビ人の奉仕者は、30歳から50歳に限られています。おそらく思慮分別が求められているからでしょう。幕屋は、国家宗教の神殿にしては、大きなものではありません。しかし、その扱い方に軽率さや粗雑さが入り込むことは、少しもあってはならないのです。軽率に主の聖なるものを覗き見たり、触れたりすると死ななければならないのです。
この原則は今日でも少しも変わりません。私たちは、この世の人々に、救い主イエス・キリストを証しし、十字架の死と復活によって現された福音を宣べ伝える使命を託されています。主なるイエスのことを、人間と同じように伝えたり、教会堂や自分自身をいい加減に管理したり、粗末に扱うことを神は喜ばれません。(Ⅰコリント6章19節)「あなたがたのからだは、あなたがたのうちに住まれる、神から受けた聖霊の宮であり、あなたがたは、もはや自分自身のものではない・・・」と命じられています。
ある方の聖別のための戦いの証しがあります。病的な依存症で、本人も家族も奈落の底に陥れた人が、イエスを信じ受け入れて依存症に立ち向かうことを宣言しました。ところが、三日目に誘惑に負け、禁じたものに手を出してしまいそうになりました。するとなんと彼のこめかみから血が流れ出たそうです。その瞬間、聖霊から「これはイエス・キリストの血だ」と示されたと彼は感じ、心から「イエス様、ごめんなさい」と魂からの叫びのような悔い改めに導かれました。この時から、彼の人生は聖霊の働きにより「一新」されました(ローマ書12章2節)。イエスは、聖霊の宮とされた者が、罪に汚されることを決して喜ばれないのです。もし、あなたが心に咎めを感じているなら、「御霊」によって罪から離れるべきことが示されているかもしれません(ローマ8章5~6節)。聖書は教えます。(Ⅰヨハネ1章9節)「もし、私たちが自分の罪を(神に対して)言い表すなら、神は真実で正しい方ですから、その罪を赦し、すべての悪から私たちをきよめてくださいます」と。
今朝の祈り
イエス・キリストの十字架の血潮によって、全ての罪からきよめられた者とされていることを感謝いたします。