葛西説教20241222の2
1.テキスト「ルカ書2章13~20節」
「いと高き所に、栄光が、神にあるように。地の上に、
平和が、御心にかなう人々にあるように。」
序)「導入」
皆様、クリスマスおめでとうございます。本日は4本目のろうそくに火がともりました。イエスが救い主としてお生まれなさったことを、記念してお祝いするのがクリスマスです。心からお祝いし、心から感謝しましょう。
先週の礼拝では、イエスが家畜部屋で誕生されたこと、最初にそのうれしいニュースを伝えられたのは、町はずれで野宿していた羊飼いたちでした。本日はその羊飼いたちについて詳しく聖書から見ていきましょう。
本論)「クリスマスは賛美にあふれる」
Ⅰ.「羊飼いの見たこと」
神の子なるイエスが誕生してくださった夜、ベツレヘムの近くの野原では羊飼いたちが羊の番をしていました。夜通し羊のお世話をしていました。
そこに突然、天から(13節)「御使い」たちが「現れ」、天の(14節)「栄光」の光が辺り一面に光り輝きました。それはすごい明るさだったことでしょう。(15節)「羊飼いたち」は(9節)「彼らはひどく恐れた」とあるように、ふるえながら地面に顔を伏せていたことでしょう。
恐れていた羊飼いたちに御使いは(10節)「恐れることはありません」とまず声をかけてくださり、続いて、救い主イエス誕生の大きなニュースを告げてくださいました。
その大きなニュースの内容は三つでした。それは、第一に、クリスマスは、すべての民に与えられる大きな喜びであること。第二に、きょうダビデの町に、すべての人のために救い主がお生まれになったこと。この方こそ救い主でした。第三に、幼子は布にくるまって飼い葉おけの中に寝かせられていること。これが救い主の証拠であること。ということでした。
すごいニュースを聞いた羊飼いたちは、ただただ驚いていたと思います。そこへまた、大ぜいの御使いたちが現れて、賛美の大合唱が始まりました。(14節)「いと高き所に、栄光が、神にあるように。地の上に、平和が、御心にかなう人々にあるように」という賛美でした。天にも地にも大きく響いたことでしょう。きっと、遠くまで響いて、みんなが感動していたと思います。
Ⅲ.「羊飼いのしたこと」
すばらしいニュースと賛美の大合唱を聞いた後、羊飼いたちはどうしたでしょうか?
羊飼いたちは(15節)「さあ、ベツレヘムに行って、主が私たちに知らせてくださったこの出来事を見て来よう」と言って、さっそく暗い夜道を、イエスを訪ねるために走り出しました。羊飼いたちはとてもうれしかったことでしょう。聖書には(16節)「急いで行って」とわざわざ書いてあります。
そして、御使いの教えてくれたとおり、(16節)「飼葉おけに寝ておられるみどりごとを捜し当てた」のでした。その時の、彼らの喜びが伝わって来そうです
その後、羊飼いたちのしたことが二つありました。一つは、町の人々へ(17節)「羊飼いたちは、この幼子について告げられたことを知らせた」のでした。もう一つは、(20節)「見聞きしたことが、全部御使いの話のとおりだったので、神をあがめ、賛美」したのでした。羊飼いたちは、救い主イエスのことを伝え、神をあがめ、賛美したのでした。
勧め)「クリスマスは賛美にあふれる」
今日は、クリスマスには忘れてはならない人物、「羊飼い」のクリスマスを聖書から教えられました。2千年前のベツレヘムの野原と家畜部屋の出来事は(20節)「全部御使いの話のとおりだったので」した。羊飼いが聖書に証言を残してくれているので、そのことがよくわかりました。
2024年のクリスマスをお祝いしている私たちのすべきことは何でしょうか。それはまだ、イエスが救い主であることを知らない人々に、イエスをお伝えすることですね。そして私たちは一生をかけて、神をあがめ、神を賛美していくことです。
本日は22日、まだまだクリスマスの喜びをお伝えすることができます。本当のクリスマスを大勢の人々と賛美できるようお誘いしていきましょう。
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